有限会社人事・労務と共同で人事施策に関するアンケートを実施

有限会社人事・労務と共同で人事施策に関するアンケートを実施

人事・キャリアのコンサルティング会社である有限会社人事・労務(台東区:代表取締役 矢萩大輔)は、日本ES開発協会と共同で中小企業の事業主520名の方を対象にアンケートを実施しました。有効回答者数は161名。

有限会社人事・労務は日本ES開発協会と共同で、中小企業の事業主向けに「これから行いたい人事施策何ですか?」(複数回答可)というアンケートを実施し、また、同じアンケートの過去3年間の推移から3年後の予測を行いました。

結果は下記の通りです。

現状中小企業の社長の意識の高い人事施策項目として、従業員満足の向上、クレド作成などの項目が挙げられます。

有限会社人事・労務代表取締役 矢萩大輔は「商品・サービスのブランディング化の大切な要素として、経営理念や、社員の思いを商品・サービスに載せコンセプトを明確にし、存在意義を市場に訴えかける試みが、重要視されてきている。」と話す。
例えば、トヨタのレクサスには、「精妙なる美」、ザ・リッツ・カールトン・ホテルでは、「もうひとつの我が家」というサービスコンセプトがあります。そのコンセプトに全社一丸となって取り組むことにより、その商品・サービスに込められたコンセプトが明確に顧客に伝わり、心を打たれた顧客が、その商品・サービスを購入するということです。

CSを高める前にESを高め、社員自身がその商品を「売りたい」という思いを高め、継続させる人事施策として従業員満足やクレドといった人事施策が今、関心を持たれていると言えそうです。

さらに、今後、重要視される項目では、採用に関する人事施策項目が、注目を浴びてくるでしょう。1000名以下の企業の有効求人倍率が、4.22倍(2008年3月卒)というデータからもその関心の高さが伺えます。逆に低下傾向にある項目としては、目標管理や、成果主義などの項目です。一頃の成果主義、実力主義の人事制度のブームが終焉を向かえ、リストラのための人事施策からシナジーを生み出す人事施策へと大きく舵を切る段階が、やって来るでしょう。

■発効日:2008年2月26日

■ニュースリリースに関する問い合わせ先
有限会社 人事・労務
〒111-0036
東京都台東区松が谷3-1-12 松が谷センタービル5F
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